JUNIOR COLLEGE

受賞報告 教員研究活動

研究活動受賞報告

2023.03.06News & Topics

受賞報告 教員研究活動

近畿大学九州短期大学 保育科
教授 竹永亜矢 Takenaga Aya

担当教科:「幼児と造形表現」「絵画の発達」「造形表現(指導法)」「造形とあそび」
ゼミナール研究:「立体表現・子どもと造形あそび」

近畿大学九州短期大学 保育科 教授 竹永亜矢

  • 展覧会名
    第30回
    「日本文化を担う・漆の美展」
    開催期間:令和5年1月20日~26日
    場所:東京都美術館 ギャラリーB室
    (東京・上野)
  • 受賞名
    美術工芸部門
    【 林野庁長官賞 】受賞
    脱活乾漆彫刻「立 つ」
    サイズ:H175×W38×D35㎝
    素材:漆・麻布・金箔
  • 出品作品について
    奈良時代(天平)の仏像彫刻に用いられた彫刻技法「脱活乾漆(だつかつかんしつ)」による立体造形と装飾表現の融合から、造形素材としての漆の可能性を追求している。本作「立つ」の朱と黒や金の装飾表現は、九州の古墳群にコンセプトを持つ。
    「立つ」作品は1998年より「立つ」シリーズとして制作を展開し、現在に至る。
    竹永亜矢「漆の美展」受賞履歴(2004年初出品)
    2010年
    【林野庁長官賞】作品「木花咲耶姫・コノハナサクヤヒメ春の訪れ」
    2006年
    【日本漆工協会会長賞】作品「月光」
    2006年
    皇室桂宮家 作品献上 作品「仔犬」
  • 竹永亜矢 主な研究活動
    研究分野:塑造による造形表現/古典技法脱活乾漆(だつかつかんしつ)/子どもの造形と美術表現、
    国内展出品多数/海外展(イタリア・ニューヨーク・カナダ・台湾・スペイン)個展(福岡・熊本・東京)
    ゼミナール研究:「立体表現・子どもと造形あそび」
    2015年より竹永ゼミナール学生「福岡県美術展」彫刻部門に作品出品、入選(2016・2018・2019)、受賞(2019 朝日新聞社賞)を果たしています。
  • 関係リンク先
    竹永教員紹介
    https://researchmap.jp/art-japan
    竹永ゼミナール活動
    https://www.kjc.kindai.ac.jp/peeking/326/
    近畿大学九州短期大学 保育科 授業風景
    https://www.kjc.kindai.ac.jp/news/2476/
    オープンキャンパスの様子
    https://www.kjc.kindai.ac.jp/news/2598/
「漆の美展」展覧会について
  • 【日本文化を担う・漆の美展】について
    開催主旨

    〈主催者:日本漆工協会HPより〉
    日本の伝統文化の代表である漆は、日本の歴史と共に受け継がれ、各地で固有の風土、歴史に培われながら優れた伝統の美を創り出し、高度な美術から日常を飾る美として愛好され、親しまれてまいりました。
    本展では、漆工の美術・文化を担う方々、漆器産業に携わる方、商として漆に関わる商工業の方々、漆の技を愛好する人達との幅広い層の方々と「共に学び、共に研鑽する」という制作発表の場を設け、「うるしの日」行事の一環として「漆の伝統美」を広げ、育むことを目的としております。
    当協会は毎年、「日本文化を担う・漆の美展」を開催しており、優秀作品には、農林水産大臣賞、林野庁長官賞などが授与されます。当協会の会員が出展できる展示会です。
  • 「漆の美展」審査基準〈出品要項より〉
    • 素材の良さを生かしている。
    • 技術の質が高く、創造性がある。
    • 安全への配慮がある。
    「漆の美展」審査員〈五十音順〉
    • 赤堀邦彦(日展会員・現代工芸美術家協会理事)
    • 江上栄子(江上料理学院院長)
    • 岡村康子(漆芸家・日本工芸会正会員)
    • 玉川義隆(一般社団法人日本漆工協会理事長)
    • 塚田直子(林野庁特用林産対策室長)
    • 外舘和子(多摩美術大学教授・美術史家)
    • 並木恒延(日展会員・現代工芸美術家協会理事)
    • 原田元(一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会理事)
    • 山田健太(株式会社山田平安堂代表取締役)
  • 2023年1月 展覧会会場(東京都美術館・ギャラリーB)の様子
近畿大学九州短期大学竹永亜矢 関連講座のご紹介
講座名
伝統工芸 蒔絵(まきえ)技法体験講座
蒔絵は、漆(うるし)で模様を描き、金紛を蒔(ま)いて文様を表します。この体験では、工芸うるし(カシュー)を使用し、自分の好きな文様で蒔絵を体験します。
大人から子どもまで、楽しみながら蒔絵を体験できます。お問い合わせ先: