JUNIOR COLLEGE

生活福祉情報科1年・保育科1年「生命科学」髙木先生

2023.12.13授業のぞき見

1年生を対象とした両学科共通科目「生命科学」では、講義形式で生物多様性や分類、遺伝について解説して基礎知識を学ぶとともに、多種多様な生物の存在及び特徴を理解します。
また、野外での身近な生物の観察や採集及び身近な自然物・人工物を使った工作を通して、次世代に身近な生物の存在や特徴を伝える表現力を養います。
授業の到達目標として、「1.観察・採集・インターネットの利用を通して身近な生物に関する名前や特徴を説明することができる」「2.身近な物(自然物・人工物)を使った工作を通して、生物の存在や特徴を伝える表現力を身につけることができる」を掲げています。
今回の授業は、以前の授業で自ら採集してきたドングリなどの木の実や小枝を使って、オブジェの製作を行いました(テーマは自由、作りたいものを作る)。
身近にある自然物を使った工作を通して、それらを活用することを学ぶとともに自己を表現することを目的とします。
また、近年では実施されることが少なくなった木製品の自作を経験します。
 学生たちは、使う機会の少なくなった“錐”の扱いがうまくいかなかったり、木工用ボンドや接着剤が乾かずになかなか次の作業に移れなかったりと苦戦していたものの、一人ひとりの自由な発想を生かした個性的な作品を作り上げていました。
どの作品も苦労しただけあって、大変味わい深いモノができていたようです。
余った時間で、担当者が紹介したドングリ独楽やドングリやじろべえの製作に挑戦した学生もいました。作った独楽がうまく回ると笑顔で喜んでいる様子が見られました。

科目担当教員:髙木義栄先生 

【授業の様子】