生活福祉情報科１年「ビジネスコミュニケーション」土居先生・原先生

生活福祉情報科１年生を対象とした「ビジネスコミュニケーション」では、ビジネス社会で他者と円滑なコミュニケーションをとるために、相手との共通認識を作り、関係を構築することを目的とし、自己理解、他者理解から相互理解に繋がるように、グループワークなどを通じてビジネスコミュニケーションスキルを磨きます。
また、ダイバーシティとインクルージョン、人材別の多様性を理解することで、多様性社会で活躍できることを目標としています。

この日の授業は、非言語コミュニケーションについて、視覚情報、聴覚情報で相手に伝わる要素を確認し、高齢者の見え方、聞こえ方などを体験しました。
言葉を使わないコミュニケーション演習から非言語コミュニケーションの重要性を理解することを目的とします。

絵やイラストで相手に伝える演習では、正確に伝えたい、少しでも早く伝えたいなど、学生たちの個々のコミュニケーションスタイルが垣間見えました。また、絵やイラストで伝えることが苦手な学生も、仲間で協力しあってバトンを渡す支え合う姿が印象的でした。
合理的配慮の観点から、高齢者の見え方、聞こえ方の体験では、自分の視野、聴力との違いに驚きを感じていました。
講義だけでなく、演習を通して、自分理解・他者理解を深めコミュニケーションスキルの向上に繋げていきたいと考えています。