JUNIOR COLLEGE

保育科2年「障害児保育」橋本先生

2023.07.19授業のぞき見

保育科2年生を対象とした「障害児保育」では、障害を抱えた幼児やその保護者への支援について講義や演習授業で学びます。
今回の授業では、「聴覚障害児への理解と保育実践における工夫」をテーマに、聴覚障害児とのコミュニケーションで使用される手話について、学生が主体的に学ぶ演習授業を行いました。
学生が選んだポップソングを手話で発表し、コンテスト形式で発表するという授業内容であり、この授業をきっかけに学生が手話に関心を高め、聴覚障害児への支援につなげることを目的としています。
学生たちは授業の合間に集まって、リーダーを中心に手話の練習に積極的に取り組んでいました。
そして発表会では、リーダーがマイクパフォーマンスをしたのち各グループが練習の成果を発表しました。
また、先生たちと学生に審査員になっていただき、手話の完成度を競いました。発表の際、笑顔で手話をしている学生が多く見られ、他チームの発表にも熱い声援を送っていました。
最後の成績発表では、自分のグループが何位なのか、学生はドキドキして結果を聞いており、一位になったチームは大喜びでした。
今回の授業を通して聴覚障害の幼児への支援に関心を持ったという学生の感想も多く見られました。
保育科2年生としての団結力も強くなったように感じられました。

【授業の様子】