保育2年生「子育て支援」手話による講義を実施しました。
令和4年7月4日(月)保育科2年生を対象に、「子育て支援」の授業で手話による講義を実施しました。
まず初めに福岡県労働部障がい福祉課より、聴覚障がいのある人にとって手話は物事を考え、コミュニケーションを図る重要な手段であること、また、手話は日本語と異なる一つの言語であることについて説明がありました。
次に長年、聴覚障がいへの理解促進活動に尽力されている西川彗子様と手話通訳者より、聴覚障がいがあることによって直面した困りごとや、聴覚障がいのある子どもと保護者への支援についてお話しがありました。
講義の最後に西川様は、手話に関心を持ち、聴覚障がいのある子どもと保護者に対して、言葉が聴こえない、聴こえにくくても大丈夫と伝えることができる保育者になってほしいと学生たちに呼びかけていました。
講義を通して、聴覚障がいと手話への関心が高まり、子どもの育ちや保護者の子育てを支えていくことの重要性を学ぶことができました。