JUNIOR COLLEGE

生活福祉情報科1年「医学一般」辻先生

2024.01.18授業のぞき見

生活福祉情報科1年生を対象とした「医学一般」では、からだの構造や機能、さまざまな臓器に関する病気について学ぶことで、将来、病院や福祉施設に勤めたときに、患者や利用者の異変やつらさを理解できることを目指しています。
この授業は、医療管理秘書士と病歴記録管理士の規定科目となっています。
今日の授業テーマは「神経系」で、中枢神経と末梢神経の違いや脳の仕組みについて勉強しました。
少し授業内容をお伝えします(中高生の方には少し難しい内容ですがあきらめずに読んでみてね)。中枢神経は脳と脊髄を指し、末梢神経は体性神経と自律神経に分かれます。中枢神経である脳は、大脳、小脳、脳幹の大きく3つに分けることができ、その中でも、大脳は物事を考えたり、感じたり、話したり、記憶したりと、とても重要な役割を担っています。さらに、末梢神経に分類される自律神経には、交感神経と副交感神経があり、交感神経は基本的に人が活動しているときに働く神経で、副交感神経は休んでいるときに働く神経を指します。
このように文章で書かれると難しく感じるかもしれませんが、その日の授業テーマに関連したクイズやからだを使った体験学習などを取り入れて、楽しく学べるようにしています。
人のからだのことを理解していない人は医療人といえません。どんな病院や福祉施設に就職しても自信を持って働けるように、「医学一般」を受講している学生は、それぞれの将来の目標に向かって一生懸命、勉強に励んでいます。

科目担当教員:辻雅善先生

【授業の様子】