JUNIOR COLLEGE

近短から社会へ羽ばたく(保育科)

岡本 姫依さん 令和4年3月 保育科卒業近短での短大生活を経て保育士になる夢を叶えた先輩が、近短の保育科でどんなことを学び、就職活動に活かし、そして現在の現場でどのように保育に取り組んでいるのかを語ってくださいました。

岡本 姫依さん飯塚保育園 勤務
2022年 保育科卒業(嘉穂東高等学校出身)
昭南公園、貴船神社、飯塚駅、菰田西公園のお散歩など、園外保育に力を入れながら、恵まれた環境の中で家庭の温かさを感じる保育を行い、人間形成の基礎を培うことをモットーに掲げる保育園。

近短での2年間で学んだこと

保育者に必要な知識とスキル、そして心構えが身につきました。
近短で保育について幅広く学ぶことができた2年間でしたが、その中でも特に印象に残っているのは子どもの発達や健康について学んだことです。季節によって子どもの間で流行する病気が違い、どのような対策が必要なのかといった、園児を預かる側にとって大切な健康面での知識を得ることができました。また、保育者にとって必要不可欠であるピアノの練習も丁寧にサポートしていただき、現場でとても役立っています。手遊びについても年齢に合わせて様々な種類があることを学ぶなど、保育者として働く上で必要となる知識とスキル、そして心構えを身につけることができました。

就職活動の取り組みから内定まで

実習生の立場であっても保育士としての自覚を大切にしました。
保育科の授業で子どもたちの発達について詳しく学ぶことができていたので、現在働いている飯塚保育園での実習の際に『この子どもたちは今どのような遊びができるのか』を理解し、年齢に合わせた遊びを展開できたのは就職活動をする上で大きな自信となりました。その時にはもう『絶対にこの園で働きたい』と強く思っていたので、就職活動を大変だと感じることはありませんでした。むしろ子どもたちと接する喜びを感じながら、実習生としてはもちろんですが、保育士の一人だという心構えを持って子どもたちと向き合う時間はとても充実していたと思います。

社会に出た今だから気づくこと

園児の成長を間近で見守る仕事のやりがいと責任を感じる毎日です。
現在は0歳児・1歳児のクラスで子どもたちを見ています。0歳児・1歳児というのは、歩いたり、自分で服を脱いだりといった、1ヶ月前にはできなかったことができるようになるなど、成長が著しい時期。それを間近で見守ることができる保育士の仕事はとても素敵ですし、大きなやりがいを感じながら働いています。また、保護者の方から「先生たちのおかげです」「いつもありがとうございます」といった感謝の言葉をいただく度に、嬉しい気持ちになると同時に、身の引き締まるような気がします。これからもこのやりがいに満ちた仕事を頑張っていきたいと思います。